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マーク模試からセンター試験へ

模試を受験してる生徒の皆さんへ

①今日中に全教科の自己採点をする。
②今日ないし明日中にメールで自己採点結果を教室に送る。
③センターまで73日です。
今日の模試の出来が良かった、悪かったはいろいろあると思います。けれどもそれは直接に合否に関係するわけではありません。合否の関係するのは、この73日をどう過ごすのか、です。
その方向をはっきりさせるために、模試の結果を十分に検討してください。

④ センターの必要な得点ラインを検討し、決める。
 その際、2段階で決める。つまり「とりたい点数」と「とらなくてはいけない点数」を決める。その点数は単純に昨年までの各予備校のデータでは判断できません。センターと2次の配点や、自分がセンターと二次のどちらに強いのかというような点を加味しないといけないからです。
この場合、点数は各教科ごと、国語などは各大問ごとに何点とるのかと言うことまで決めたいところです。少なくとも教科ごとには決めなくてはいけない。
ポイントは「とるべき点数」です。いまの自分の力から判断しないように。目標に向かって力をつくっていくのですから。

⑤点数を決めたら、この70日強の勉強のウェイト、時間配分を基本的に決める。だから今日の結果はとても大切です。
現実的には1週間に55時間くらいの自分の勉強時間があるはずですが、その配分をどうするのかを決め、一日あたりにどうするのかを考えてください(クラスや個別の時間は抜かないと破綻します)

この枠どりの雛型をこの3,4日くらいで決めてしまって下さい。

センターまでの日数を考えると、あと2,3回くらい枠組みの変更が発生します。実際に計画通りにはなかなかいかないから。

しかし、この73日は現役生が劇的に変貌していく期間です。それは本当に劇的です。
この2ヶ月と1週間は後半、学校が休みになったり休んだりと言うことも含めて通常の3ヶ月から4ヶ月分程度の学習量を一挙に詰めていきます。それが可能です。12月下旬くらいからはその集中力などもピークに達してきます。背中から湯気が出ているような状態になってきます。(本当はいまそうでありたいけれど。)いままでの自分とは明らかに違うレベルでの勉強に入っていきます。いま必死にやっていると思っている生徒でも、最後の2週間くらいの自分は別人ですよ。またそうならないといけないけど。だからいまの自分を基準に志望校などを決めてしまわない方が良い。模試が良くなかったからと下げるにはまだまだ早い。
諦めた人から、その志望校の受験生から抜け落ちていきます。最後まで走りきった受験生の中ではじめて合否が争われます。
一昨年、昨年も、センター1週間前、2次1週間前くらいになってやっと「いける」と思えるようになった生徒は何人もいます。ここまでやってきたことが積み重なり、結合し、一つの学力になってくる。それが1週間前になってやっと目に見えるようになってくることだって少なくありません
今日の模試が終わったら、ただちにセンターに向けた枠組みを作り、全力で走り出して下さい。
(高木)

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センターまで あと106日

★センター試験まで約100日 なすべきことを明確にさせよう。

①まずは目標を明確にさせる。
■センターと2次の配点比率、私大のセンター利用であればその科目、などを明確にさせる。
どの教科で、何点とるのか、とらなくてはいけないのか、シュミレーションをする。戦略を明確にする。
■センター対策へ全力をあげるのをいつからにするのかを大まかに決める。


②3ヶ月の力の配分を決める。(時間配分)
■例えば1週間の学習時間を50時間とするならば、その配分の比率くらいまでを決めて下さい。
そしてそれを1週間の大まかなプランとして立てる。日々実行する。

③何を、どのようにやるのか、検討し、決定する。(学習内容とその量的配分)
■例えば、どのテキストをいつまでに仕上げるのか、その次に何をやるのか、概略を決める。もう自分の力でおおよそ決められないといけないですが、決められなかったら講師と相談するなどしてください。必ず決めて下さい。そうしないと今、自分が立っている地点が見えなくなります。
■概略が決まったら、ここからが恐ろしいですが、例えば1時間あたりに、どのくらいのことをやらないといけないのかみもふたもないくらいはっきり決まってきます。
例えば青チャートをⅠA~ⅢCまで2回転しようなどと決めても、トータルで4000問以上になってしまうので、センター当日までやっても1日40問ペースとなってしまいます。つまり物理的に不可能です。

これからの時期は、この「物理的な可能性」が、つまり時間の壁がはっきりと目に見える形で立ちはだかってきます。それを睨んで、今何をするのかを決めなくてはいけない。

★留意すべきこと。
本格的な入試態勢は、1週間の自分の学習時間が50時間(学校での勉強時間を別にして)くらいになってきます。5時間×5日+12時間×2日=49時間です。これは「標準」です。講師の中には土日は15時間、平日12時間(学校の授業を吹っ飛ばしていたらしいです)という者もいます。だから50/a weekは「標準」です。何も珍しいことではありません。
いま勉強が遅れていると思っている人は、この時間を下回ったら、その分だけ「進まなかった」ではなく、「さらに遅れた」と思って下さい。それがリアリズムです。


(1)特に理系の受験生は、センター対策が軸になっても、どんなに苦しくても二次対策を全体の学習の20%くらい、つまり1日1時間くらいは行って下さい。
例えば数ⅢC、物理Ⅱ、化学Ⅱなどの演習を全面的にストップしないように。全面的にストップして2ヶ月くらいが経過すると、特にⅢCの微積あたりが元に戻るのにセンター後2,3週間かかります。だから私大入試などが非常に厳しいことになります。
実際には毎日1時間くらい、数ⅢC→物理Ⅱ→数ⅢC→化学Ⅱなどとやるのが精一杯だと思います。それで実力的には「現状のギリギリの維持」です。だからセンター対策に全面的にはいるまでの力が二次の土台になります。

(2)計画を立てたら自分でオフを作るのは良いです。けれども、今日は全然やらないで終わってしまったと言うような日を絶対に作らないこと。ペースを崩さないこと。これからはもうやらないで終わってしまった時間はリカバリーできません。
例えば日曜日、1日、遊んでしまった。つまり12時間、吹き飛んでしまった、となったら、1日5時間の勉強時間の上に+1時間ずつやっても12日、2週間近くかかってやっと取り戻すことになります。これは非常に難しいです。だからペースを崩さないこと。ここを必死にやり抜くことです。

(3)考え方として、例えば何日間か英単語を覚えるのをさぼってしまったとしたら、それは、単語を覚えなかったのではありません。その間、単語を忘れ続けたのです。つまりプラスになっていないのではなくて、マイナスになったのです。その点を肝に銘じて下さい。

3年生へ 模試の直しと今後の模試に向けて

先日来、全統マークや記述、その他の模試を受けた人が多いと思います。
①模試が終わったら、ただちに直しをしてください。
②結果は必ず個別時に担当講師に報告してください。

【模試の直しについて】
模試は現状を把握する手段ですが、それだけに留まらず、かなり学習効果の高いものです。某塾は一説によると約100万円以上の経費と数人のスタッフを一定期間投入して一つの模試の一つの教科の問題を作るようです。解答/解説にもかなり力を入れています。
模試の時は通常の学習時よりもかなり高いテンションと集中力で問題に取り組んでいるはずです。ですから、その問題をしっかり直しておくと、それはかなり強く印象に残り、力になります。それをより強く、より深くするためには、模試が終わったらただちに直しをすることです。模試の時に何を自分が考えて、何をやったのかの印象と記憶が鮮明なうちにやりきってください。こうしたことをしっかりやっている生徒と放置している生徒とでは歴史前途その後の結果が変わってきます。

【模試の利用について】
模試は精一杯利用したいところです。

とりあえず受けてみてどうだったですか?
出来不出来はいろいろあると思います。けれどもその点数と結果に振り回されないようにしてください。出てくる数字は今後の課題を示しているだけのことで、未来を予言しているわけではありません。もともとここの生徒は、その模試の【予測】とはかなり大きく異なる結果を出してきています。現状の結果に縛られないようにしてください。

その上で、模試には課題を持って臨むと良いと思います。
まずまだ全体の力が足りないと思う場合は、何か一つでも二つでも単元を決めて、そこを攻略する。それが攻略できれば自分の現状の評価としてはまぁ良しとしていいと思います。まだしっかりやっていないところができないのは、当たり前のことです。ただやるだけのことです。けれども、しっかり勉強したはずの単元ができないのは今後の大きな課題です。これはよく考えないと大きな壁になります。
ですから、そういうテーマをもって臨むと良いと思います。

また例年、模試の時も(定期試験の時も)1番から解き始めるという生徒がいます。それで最後まで解ききれるのであればいいのですが、そうはなかなかなりません。
とるべき問題を必ずとる。それが大切です。入試でもだいたい65%~70%くらいの得点率が合否のボーダーです。(センターは別です
だから、2/3の問題をがっちり取り切るということがまず勝負の土俵に上がるためには必要になります。であれば、特に数学・理科ではある程度ターゲットを定めて問題を攻略すればよいし、またそうすべきです。
まずは問題全体をみて、どういう順番でやるのかはっきり見定めて解いていきましょう。
そのためには日常の勉強の中でやっておくと良いことがあります。
その辺はあまりに長くなりすぎるのでブログの方で。


その一問を大切に! できるようになるまで徹底的に解ききろう!

3年生へ。
問題演習の方法をもっともっと<できるようになる>ということを基準に徹底しましょう。

①演習の方法 1 
ときどき生徒から「例題の下の練習問題も解いた方が良いの?」という質問が出ます。
そこは良く自分で考えてください。結果を求める受験生にとって問題は「何をやったのか」ではなくて、「何ができるようになったのか」です。出来るようになったと思えるのなら解かなくて全然構いません。出来るようになったと思えないなら思えるまで徹底的にやることです。それ以外に基準はありません。そしてその判断は君たち自身がしなくてはいけません。君たちが判断できなくてはいけません。

基準はあくまで「やったかやらなかったか」ではなく、「できるか、できないか」です。精一杯やったかどうかではなく、合格するかどうかが基準になるのと同じです。

②演習の方法 2 スピード
演習で特にできなかった問題の解き直しは、速度を求めてください。
できなかった問題について、答えを見ながらやってみて、たどただしく出来る、という段階は、まだ「出来る」に入りません。そこでもう一度繰り返してください。スパッとできるようになる。そうなってはじめてその問題は、たぶん、少なくとも一旦は自分のものになったと言えるのだと思います。たどたどしく、やっと出来ている、という状態は、恐らく1週間後には出来なくなっています。自分自身にたたき込むような感じでやりきってください。
これは安田亨氏の方法でもあります。必要なものは、いわば無意識にでも手が動き、出来てしまうというくらいにまで自分に染みこませなくてはいけないし、そうした力だけが現実の力になるのです。

③ 派生的な分野について
数ⅢCの演習などをやっているとそれまでのⅠA、ⅡBでの弱さが浮かび上がってきたりします。
例えばⅢCでよく和積・積和を扱いますね?その時、三角関数が弱いと思ったら、必ず手当をしてください。良いチャンスなのです。課題が浮かんだらそれを必ず解決してください。

その際、注意点は、3角関数の全部をやろうと思って、例えば「いまはベクトルやっているから、それが終わったら」などと思わないこと。
そんなことをしていたら問題意識の鮮度が落ちます。またやることすら忘れます。それにいまやっていることができません。
だからもっと機動的に、いま課題が出てきたら、その中身をもっとハッキリさせて、その課題そのものを詰めてしまってください。積和・和積に触れた。その際、倍角、半角の公式などが弱いと思った。ならば3角関数全部でなくて良いのです。そうじゃない方が良いのです。ただちに倍角、半角を詰めるのです。問題を数問解けばいいのです。導出をしてみればいいのです。いますぐにやる。それが大切なのです。そうすることで、目の前のⅢCの問題がパシッと形になるのです。いまの目の前の問題がパシッとできるようにするために補うべきものを、補う。そういう感じで進めてください。

いまやっていることを完全なものにすることに全力を注いでください。そのために「その問題をやっているときに出来てきた課題」については、その場で詰めてしまってください。後に積み残さないでください。そこが詰められていないのに、100%にはならないのです。
(高木)

センター後へ ただちに私大・2次対策へ

受験生の皆さんへ

お疲れ。センターの2日間は想像をはるかに超えて緊張し、疲労したと思う。「本番」というものはそういうものです。

①今晩、ないしは明日の朝には自己採点を済ませ、ただちにメールで教室に報告してください。
また以下のURLは大学入試センターのものですがここにアクセスすれば正解が出ています。昨日の様子だと夜の8時か9時くらいには正解が発表されていました。

http://www.dnc.ac.jp/center_exam/21exam/21hon_seikai.html

②予備校などのセンターリサーチは必ず出してください。また各予備校がネット上にリサーチできるサイトを開きますので利用してください。(会員登録が必要な場合が多いと思います)
★ただしセンターリサーチもネット上のリサーチも、確定情報ではありません。志望者が多いと思ったら他に流れていったりもします。100%の精度ではありません。あまり一喜一憂しないこと。

③ただちに2次、あるいは私大入試に向けて今晩からスタートを切ってください。

特に最後の数日はどんな生徒も、これまで自分が感じたことがなかったような集中力と必死さで勉強していたはずです。焦ったり苛ついたり、でも、必死になってやっていたはずです。
そのテンションと勢いを切らずにそのまま2次、私大対策に入ってください。
昨年もセンター後に、その日だけとか、1日だけとか休んだり、遊んだりした生徒がいましたが、その1日はただの1日ではなく、緊張感を断ち切り、集中力と勢いをそぐ1日になりました。戻すのに1週間近くかかった生徒もいました。
絶対にそうならないように。
今の勢いのまままっすぐにつぎに進んでください。まだ行程の半ばも来ていないのだから。

④理系はⅢCの特に積分、文系も記述式の問題をただちに解き始めてください。カンは思いっきり鈍っていると思う。特に理系が深刻です。ⅢCなどは基本的な計算問題を一挙に大量にやってください。やりはじめて「あ、鈍っているな」ではなくて鈍っていることを前提にその対処から入ることです。

センター後の動向がだいたいハッキリしてくるのに4,5日かかります。
得点を睨んで腹構えをしてください。そのまま突き進むのか変更するのか。一つの決断の時です。最終決定するまでモヤモヤすることもある。モヤモヤしても必ずハイテンションで勉強をつづけること。君たちは「プロの受験生」だと肝に銘じてください。

【以下は志望校などを再検討するためのサイト】
★旺文社パスナビ http://passnavi.evidus.com/
受験科目、難易度、日程などが掲載。とりあえずコンパクトに必要な情報の概略が得られます。
★大学入試センター 大学進学案内(大学入試センター直轄です)
http://www.heart.dnc.ac.jp/index.php
受験科目などからの検索もできますが大学の研究室レベルでの研究内容まで検索できます。やりたいことから追いかけるには良いサイトです。
(高木)

センター 後半戦へ

お疲れ。
前半戦終了。

自己採点はしないこと。採点は日曜日の夜ないし月曜日の朝に。
明日の点数を1点でもとること。
まだ何も決まっていない。成功もしてないし、失敗もしてない。それは明日が決める。

まぁ、人生の中でこういう試練もたまには良いものです。生きているともっとヘビーな試練があったりします。
英語の出題形式が変わったみたいだけど、箸が転んでも「やった、ラッキー」と自分に言い聞かせよう。
超自己中心主義、超主観主義になってしまおう。
高木

受験生へ 本番です!

受験生へ

いよいよ明日からセンター試験です。
今晩、明日の夜、ギリギリまでジタバタ粘ってください。
試験中もギリギリまで粘ること。「もうダメだ」なんて思っている暇があったらどこかに突破口がないか探してください。

注意点。
① 科目が終わったとき、1日目が終わったとき、自己採点したり、「さっきの問題道だった?」なんて話し合ったりしないこと。何も得なことはない。有害なことはある。解答用紙を提出した段階でその科目は完了です。やるべきことはつぎへの準備です。ただそれだけです。

② 適度な糖分をとってください。
脳は基本的にブドウ糖と酸素で動いています。テストは大量の糖分を消費しています。それを補ってください。ガス欠なんかにならないように。

③ お昼ご飯後のテストは眠くなる人がいます。
眠くなりそうだったらドリンク剤はある程度有効です。あまり強すぎるのはダメですよ。でも、3,4時間の眠気を吹き飛ばすことは可能です。

④ 数学などで顕著ですが、問題を解く順番が決まっている人は、試験開始前にその単元・問題ように頭のスイッチを入れておいてください。例えばベクトルからやるなら「ベクトル用」の回路を働かせておいてください。そして始まったら瞬時に問題の中に入っていけるようにしよう。解く順番が決まっているのに、わざわざ問題をみてからそのモードにならなくても言い。最初からその状態で入ってください。これは結構違います。

⑤ 会場によっては寒かったり暑かったりします。着脱可能な重ね着がよいです。一枚着たら暑すぎる、脱いだら寒すぎるでは困ります。膝掛け、座布団などは試験監督の許可を取れば使用可能です。また耳栓は禁止されています。ティッシュなども机の上に出しておくのは許可を取れば可能です。たいてい袋や箱から出されますけどね。

⑥ 2日の試験終了後は、その夜ないし翌朝には自己採点をただちに済ませて、教室までメールで報告をください。

最後にやってきたことのすべてが本当に出せればたいていの受験生は合格します。それ相応のセンターの得点くらいにはなります。
やってきたことが出せるか出せないかです。その一点です。
やってきたことが出せるためには、根拠がなくて良いから自信と確信を持つことです。2日間の短時間の演技でもいいからそう思い込むことです。そして必ず自分の中に、その問題の解答につながるものがあるんだと深く思い込んでください。そしてそれは実際にあります。それは確信して良いことだよ。
道は必ず自分の中にある。
二日間、それを信じてください。自分を信じることから始まるよ。

センターへ あと1週間

 受験生へ。あと1週間でセンター試験。本当の正念場です。

体調管理をキチンとしてください。
朝は
6時くらいに起きる、どんなに遅くても7時には起きるような生活になっていますか? センター試験本番にあわせた生活のリズムにしてください。身体は自分が思っているほど自由にならないものです。しっかり本番にあわせて<慣れ>させてください。
 
 一番大事なこと。
 最後まで諦めないこと。

昨年の受験でも、上智の受験生は「英語で理系的内容のものが出る」ということで、前日の夜まで新聞の切り抜きなどの記事を読んでいたそうです。そしたら前に日に読んだ(確か、環境問題の京都議定書に関するものだったと思うけれど)記事とほとんど同じ内容のものが英文で出たそうです。そして合格しました。
 一面では偶然です。
 けれども最後までギリギリまで努力をしてはじめて実現した「偶然」です。そういう「幸運」を手にすることが出来るのは諦めなかった人だけです。

 これは試験中でも同じです。
 折れないこと。投げないこと。1点でも稼ぐこと。
試験中に流れが悪い、と思ったらいったん切ってください。深呼吸して、窓の外でも眺めてもう一度問題に向かってください。見えないものが見えることがあります。昨年の一橋大の合格者も、「数学が出来なかった」と言いながら、「だから書けることはすべて書いてきた」と言っていました。つまり
1点でも部分点を稼ごうとしたわけです。多分、彼の合格はその結果です。「できない」と思ったとき、彼は「だから書けることは洗いざらい書ききる」と考えた。「できない」と思ったとき、「もうダメだ」と思ったら、やっぱりダメなのです。「できない」と「書ききる」をつなぐ論理と強さは君たち自身の中にしかないのです。
 
 模試の結果、センターパックの結果、いろいろあると思う。
 可能性が80%と出ている受験生もいる。10%あるのか?という受験生もいる。
 けれども、100%の受験生もいないし、0%の受験生もいないのです。いいですか? まだ何も決まっていない。それをこれから決めるのは君たち自身です。

 本来の力が足りない場合だってある。十分だという場合もある。けれどもそれがそのままイコールで合格・不合格になるわけではないのです。最後の最後は、腕づくでねじ込んでくるのです。力づくで合格ラインの点数をたたき出してくるのです。

80%の受験生も守りに入らないこと。その80%を本当に100%にすること。それはやっぱり挑戦なのです。勝負事なのです。守らないこと。守りに入らないこと。まだ守るべきものは何もないんだ。

力が足りないと思っている受験生は曖昧に全体をやらないこと。それで届くのであればいいです。届かないと判断したときは曖昧に大ざっぱに全体をやっても点数になんかなりません。どこかで勝負をしないといけない。一つの単元を固めて大問一つ取り切ったらいける、と判断したらそうするべしだと思う。当然リスクはある。けれども失点を恐れてはいけない。どこでどうやって必要な点数を稼ぎ出すのか、そこを決めてしまった方がいい。逆に全体をざっと見回して最終チェックしたら良いと判断すればそうする。
 状況は個々に違う。同じことをやってもダメです。自分の現状と必要なラインを見定めて、そこをクリアする可能性をギリギリまで追求してください。
 
この1週間は、いままでのどの1週間よりも白熱し、集中し、学習効果の高い1週間です。
去年、神戸大学に合格した生徒は多分、最後の1週間くらいで仕上がったのではないかな、と思う。それまで一度も出したことのない点数をセンター本番でたたき出しました。それまでのトータルの得点率のベストを78%くらい上乗せしたのではないかと思う。そのくらい変わります。修羅場のような1週間でした。
そしてその修羅場の上で当日、「俺は天才だ」と何度も言い聞かせて、自己暗示をかけて試験に臨んだそうです。それはそうです。結果は出ていなかった。自信を持つ根拠など、どこにもなかったのだから。
その修羅場と根拠のない自信がもぎとった点数でした。

自信はどれだけやったかで決まるという人がいる。確かにそう言う面もある。けれども本当はどれだけやっても不安なんだ。だから「これだけやったから」と自分に言い聞かせて試験に臨むんだ。根拠が見えないなら、自信の根拠なんか求めなくても良い。ただ言い聞かせてそう思い込ませてしまえばいい。そういう強い人間になれたらその方がいい。でもそうはなれないなら、センター試験の2日間だけ、強い人間を演じてしまってください。
 そう思ってこれから1週間、1分も後悔しないように過ごしてください。
結果は誰が決めるのでもない、君たちが決めるんだ。他の誰でもないよ。
(高木)

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