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その一問を大切に! できるようになるまで徹底的に解ききろう!

3年生へ。
問題演習の方法をもっともっと<できるようになる>ということを基準に徹底しましょう。

①演習の方法 1 
ときどき生徒から「例題の下の練習問題も解いた方が良いの?」という質問が出ます。
そこは良く自分で考えてください。結果を求める受験生にとって問題は「何をやったのか」ではなくて、「何ができるようになったのか」です。出来るようになったと思えるのなら解かなくて全然構いません。出来るようになったと思えないなら思えるまで徹底的にやることです。それ以外に基準はありません。そしてその判断は君たち自身がしなくてはいけません。君たちが判断できなくてはいけません。

基準はあくまで「やったかやらなかったか」ではなく、「できるか、できないか」です。精一杯やったかどうかではなく、合格するかどうかが基準になるのと同じです。

②演習の方法 2 スピード
演習で特にできなかった問題の解き直しは、速度を求めてください。
できなかった問題について、答えを見ながらやってみて、たどただしく出来る、という段階は、まだ「出来る」に入りません。そこでもう一度繰り返してください。スパッとできるようになる。そうなってはじめてその問題は、たぶん、少なくとも一旦は自分のものになったと言えるのだと思います。たどたどしく、やっと出来ている、という状態は、恐らく1週間後には出来なくなっています。自分自身にたたき込むような感じでやりきってください。
これは安田亨氏の方法でもあります。必要なものは、いわば無意識にでも手が動き、出来てしまうというくらいにまで自分に染みこませなくてはいけないし、そうした力だけが現実の力になるのです。

③ 派生的な分野について
数ⅢCの演習などをやっているとそれまでのⅠA、ⅡBでの弱さが浮かび上がってきたりします。
例えばⅢCでよく和積・積和を扱いますね?その時、三角関数が弱いと思ったら、必ず手当をしてください。良いチャンスなのです。課題が浮かんだらそれを必ず解決してください。

その際、注意点は、3角関数の全部をやろうと思って、例えば「いまはベクトルやっているから、それが終わったら」などと思わないこと。
そんなことをしていたら問題意識の鮮度が落ちます。またやることすら忘れます。それにいまやっていることができません。
だからもっと機動的に、いま課題が出てきたら、その中身をもっとハッキリさせて、その課題そのものを詰めてしまってください。積和・和積に触れた。その際、倍角、半角の公式などが弱いと思った。ならば3角関数全部でなくて良いのです。そうじゃない方が良いのです。ただちに倍角、半角を詰めるのです。問題を数問解けばいいのです。導出をしてみればいいのです。いますぐにやる。それが大切なのです。そうすることで、目の前のⅢCの問題がパシッと形になるのです。いまの目の前の問題がパシッとできるようにするために補うべきものを、補う。そういう感じで進めてください。

いまやっていることを完全なものにすることに全力を注いでください。そのために「その問題をやっているときに出来てきた課題」については、その場で詰めてしまってください。後に積み残さないでください。そこが詰められていないのに、100%にはならないのです。
(高木)
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