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センターへ あと1週間

 受験生へ。あと1週間でセンター試験。本当の正念場です。

体調管理をキチンとしてください。
朝は
6時くらいに起きる、どんなに遅くても7時には起きるような生活になっていますか? センター試験本番にあわせた生活のリズムにしてください。身体は自分が思っているほど自由にならないものです。しっかり本番にあわせて<慣れ>させてください。
 
 一番大事なこと。
 最後まで諦めないこと。

昨年の受験でも、上智の受験生は「英語で理系的内容のものが出る」ということで、前日の夜まで新聞の切り抜きなどの記事を読んでいたそうです。そしたら前に日に読んだ(確か、環境問題の京都議定書に関するものだったと思うけれど)記事とほとんど同じ内容のものが英文で出たそうです。そして合格しました。
 一面では偶然です。
 けれども最後までギリギリまで努力をしてはじめて実現した「偶然」です。そういう「幸運」を手にすることが出来るのは諦めなかった人だけです。

 これは試験中でも同じです。
 折れないこと。投げないこと。1点でも稼ぐこと。
試験中に流れが悪い、と思ったらいったん切ってください。深呼吸して、窓の外でも眺めてもう一度問題に向かってください。見えないものが見えることがあります。昨年の一橋大の合格者も、「数学が出来なかった」と言いながら、「だから書けることはすべて書いてきた」と言っていました。つまり
1点でも部分点を稼ごうとしたわけです。多分、彼の合格はその結果です。「できない」と思ったとき、彼は「だから書けることは洗いざらい書ききる」と考えた。「できない」と思ったとき、「もうダメだ」と思ったら、やっぱりダメなのです。「できない」と「書ききる」をつなぐ論理と強さは君たち自身の中にしかないのです。
 
 模試の結果、センターパックの結果、いろいろあると思う。
 可能性が80%と出ている受験生もいる。10%あるのか?という受験生もいる。
 けれども、100%の受験生もいないし、0%の受験生もいないのです。いいですか? まだ何も決まっていない。それをこれから決めるのは君たち自身です。

 本来の力が足りない場合だってある。十分だという場合もある。けれどもそれがそのままイコールで合格・不合格になるわけではないのです。最後の最後は、腕づくでねじ込んでくるのです。力づくで合格ラインの点数をたたき出してくるのです。

80%の受験生も守りに入らないこと。その80%を本当に100%にすること。それはやっぱり挑戦なのです。勝負事なのです。守らないこと。守りに入らないこと。まだ守るべきものは何もないんだ。

力が足りないと思っている受験生は曖昧に全体をやらないこと。それで届くのであればいいです。届かないと判断したときは曖昧に大ざっぱに全体をやっても点数になんかなりません。どこかで勝負をしないといけない。一つの単元を固めて大問一つ取り切ったらいける、と判断したらそうするべしだと思う。当然リスクはある。けれども失点を恐れてはいけない。どこでどうやって必要な点数を稼ぎ出すのか、そこを決めてしまった方がいい。逆に全体をざっと見回して最終チェックしたら良いと判断すればそうする。
 状況は個々に違う。同じことをやってもダメです。自分の現状と必要なラインを見定めて、そこをクリアする可能性をギリギリまで追求してください。
 
この1週間は、いままでのどの1週間よりも白熱し、集中し、学習効果の高い1週間です。
去年、神戸大学に合格した生徒は多分、最後の1週間くらいで仕上がったのではないかな、と思う。それまで一度も出したことのない点数をセンター本番でたたき出しました。それまでのトータルの得点率のベストを78%くらい上乗せしたのではないかと思う。そのくらい変わります。修羅場のような1週間でした。
そしてその修羅場の上で当日、「俺は天才だ」と何度も言い聞かせて、自己暗示をかけて試験に臨んだそうです。それはそうです。結果は出ていなかった。自信を持つ根拠など、どこにもなかったのだから。
その修羅場と根拠のない自信がもぎとった点数でした。

自信はどれだけやったかで決まるという人がいる。確かにそう言う面もある。けれども本当はどれだけやっても不安なんだ。だから「これだけやったから」と自分に言い聞かせて試験に臨むんだ。根拠が見えないなら、自信の根拠なんか求めなくても良い。ただ言い聞かせてそう思い込ませてしまえばいい。そういう強い人間になれたらその方がいい。でもそうはなれないなら、センター試験の2日間だけ、強い人間を演じてしまってください。
 そう思ってこれから1週間、1分も後悔しないように過ごしてください。
結果は誰が決めるのでもない、君たちが決めるんだ。他の誰でもないよ。
(高木)
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