大学受験予備校 Veritas ホームページ http://www.veritasnagoya.jp
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センターリサーチから志望校の検討について
センターリサーチの「判定」だけに気を取られないように。
検討すべきことは、例えばB判定の最低ラインとどのくらいの差があるのか、そして2次の配点が何点あり、
2次でどのくらいの得点を取らなくてはいけないのか。それを検討している大学の実際の問題を見て判断してほしい。
例えばセンター試験でどうやら10%くらい、900点満点で90点くらいビハインドを背負ったとしても、2次の配点が1800点あれば、2次で5%を挽回すればいいことになる。
逆にセンターで5%のビハインドでも2次の配点が300しかなければそれは2次の配点の15%に相当することになる。そこを考えなくては判断できない。
またできれば、合格最低点を把握したい。ただしこれは大学が発表していなければわからないので、公表されていない場合は推測するしかないが、それでも自分が2次の配点全体の中で、どのくらいのアドバンテージがあるのか、ビハインドがあるのかは、ある程度わかる。それが判断のポイントになる。
もう一つの要因としては、私大受験との関係。受験科目があまりばらばらになると準備が難しくなる。
そのあたり全体をよくわきまえて判断をしてください。
いろいろ迷うようだったら、できるだけ早く相談を。
(高木)
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各予備校のセンターリサーチが今日の夕方くらいから運用され始めます。
以下にURLを載せておきます。ネット上のシステムは志望校の検討をする際にはかなり有力な判断材料になります。私大のセンター利用についても合否判定が出ます。検討・再検討は至急行ってください。
(高木)
【Kei-Net(河合塾の情報サイト)】
http://www.keinet.ne.jp/center/
●バンザイシステム 合格判定
●センターリサーチ ボーダーライン一覧
などが含まれています。
※水曜日、夕方から運用開始予定。
【駿台 2次出願シュミレーションシステム】
http://www.sundai.ac.jp/ij/dn/index.htm
※ただし利用の際には登録が必要になります(無料)
【代々木ゼミナール】
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/nyushi.html#
昨年の各大学・学部別の、センターの得点による合否の得点分布が出ています。
ただし、確度はそれほどあてにしないで、ある程度の目安とするのにとどめてください。

今日、センター試験を受けた生徒へのメール。
今晩、大学入試センターの「正解」が発表になります。
いいかな?
とりあえず折り返し点だよ。これで決着がつくわけではない。まぁ受験の仕方によってはそうなるけど、でも、たいていの生徒は2次がある。2次の戦い方、その相手とか戦術が変わるだけです。一喜一憂してもいい。するだろうと思う。けれども右往左往しない。
良いなら、喜ぼう。けれども守りに入らず、攻めをとろう。ここで緩まないこと。
悪いなら、2次で何をするべきなのかをはっきりさせよう。2次でいままで60%の得点率でよかったのが、65%とかになったりする。事実を踏まえて、次の一歩を踏み出そう。
でも、最終的にいろいろ考えなくてはならないのは木曜日くらい以降です。ネットのリサーチが機能し始めたらまた案内します。
そうすると、かなりのことがわかります。それまでは騒がない、あわてない、基軸的になすべきことをじっくりやる。センターに振り向けていた勉強であれば、いろいろ退化しているところがあります。それを至急埋める。
理系なら数Ⅲの積分計算、文系ならどこだろう?記述答案の国語や英語、特に英作文とか。数学なども証明などは歴然と落ちていたりすることがあります。
とりあえず志望校の過去問を1年分解いてしまうのも良いです。解けなくても驚かない。「リハビリ」みたいなものです。そして何をするべきなのか、はっきりさせて進んでください。
(高木)

さて、明日です。
最後の最後まで、1点にこだわってください。
諦めない、投げ捨てない。いまからでも見たものがでるかもしれない。出たら超ラッキーです。
試験の前もちょっとでも何か一つでも覚える、思い出す。試験中もけっしてあきらめない。
自信のある人もない人も、ない人は、周りの人が自信ありそうに見えたりする。でもたぶん、それは向こうから見たら同じように見えていると思う。
今日からあさってまで、「自信があるふり」をしよう。俳優になったつもりで、できる人物の役回りを演じよう。自分で自分に言い聞かせる。実際にスポーツなどでも、自己暗示で力の解放のされ方がかなり変わりますから。
①糖分を補給できるものは持って行ってください。脳は酸素とブドウ糖で動くから糖分が不足すると脳の働きが鈍くなるそうです。休みの時間にちょっとチョコを食べるとか、飴をなめるとか。そうしたものはあった方がいい。
②会場は暑いかもしれないし、寒いかもしれない。わからないから、脱いだり着たりできるようにしておいてください。
③試験と試験の間に、「さっきの問題さぁ」とか話をしない。次の試験の準備をする。そのためのものは持っていく。
提出してしまったものは、もうどうにもならない。走っている途中で後ろを振り返らない。次にむかっていく。1日目が終わって自己採点しない。自己採点は2日終わってから。途中で自己採点するメリットは何一つありません。
④日曜日、できるだけ試験が終わったら教室に来ること。
自己採点しよう。8時か9時になったら全部できるようになります。バッと自己採点して、ただちに翌日から何をやるのかをはっきりさせて走り出す。
毎年、センター試験が終わって、一息ついてしまう人がいる。センター直前はもっとも勉強の密度が上がっている。そのテンポと勢いのまま、2次へ、私大へ進む。ここで切ってしまわないこと。
⑤いろいろなことが起こるから、この土・日・月は、私が土曜日、休んで、日曜日出勤します。
3,4日すると予備校のセンターリサーチがネット上で動き出します。それまでは自己採点を踏まえて、とにかくセンター仕様になっていた勉強を一挙に切り替えてください。いろいろ考えるのはリサーチ可能になってからでいいです。
とりあえず、明日。そして明後日。結果を考えるのは、そのあと。
今は、今できることを全力でやりきる。
(高木)

この間、いくつか「○○大学実践」というような志望大学ごとの模試やマーク模試があった。
残りの日数はカウントダウンに入っている。
①センター試験や二次試験を含めて、はっきりとした目標の点数を掲げること。各教科ごとに明確にさせること。
取りたい点数(目標)と必ず取らなくてはならない点数をしっかりにらむこと。
とくに後者が死活的。
例えば80%が絶対に必要だ、とするならば、直前のセンターパックなどで基本的に80%~90%くらいの得点の推移にならなくてはいけない。死活的な80%のラインを5回中4回は越えるところまでいったとしても、それでも、6科目の試験でそのすべてが80%をこえるのは計算上1/3くらいにしかならない。(4/5)の6乗になるからです。33%くらいにしかなりません。だから各教科で、80%が絶対的に必要なラインだとなれば、ほとんど毎回その点数を越えるくらいの状態にしなくてはならない。それをしっかり見据えて、自己の学習の現状と方針を確認して下さい。
②最終的な具体的方針を確定すること。
はっきりとゴールラインと自分の立ち位置を見据えた方針でなくては意味が無い。
もう一般的に「頑張る」とか、もっと集中するとかではたりません。方策は具体的で実践的でなくてはなりません。具体的に結果を、その数値を変えるためにどうするのか、それを煮詰めてください。
これは別の言い方をすれば、諦めないこと、です。例え、その道が細く険しく見えても、そこに道筋を見出すことが出来れば、まだ可能性はある。まだ頑張りようもある。それを見つけ出すこと。
もし困ったら、講師にでも、あるいは私にでもすぐに相談してください。何日か後の個別指導を待っていたら間に合わないかもしれない。課題は、即座に解決していきたい。
③これからの演習は、2度、3度繰り返さないのが原則だと思う。
ここで、できなかった問題は必ずしっかりなおすこと。同時に、それでもう入試本番まで触れなくても大丈夫なくらいに固めてしまうこと。課題を見つけたら、これからは一発でそれを直しきってしまわなくてはならないと覚悟してください。
最終局面で、もう一つ、体調管理がかなり大切になります。ここからは「風邪を引いた」というようなことが、「許されない」という局面です。予防措置をとってください。以前に京大の医学部を受験した生徒は、12月くらいからは自分や周りがどうだろうと、マスクをし続けていました。そのくらいのことが必要です。
もう少し、あと少し。だからがんばれ。時間はない。けれどもまだかなりのことが出来る時間がある。だからこういう時こそ、じっくりと腰をすえる感覚で残りの時間を濃密なものにしていきましょう。
(高木)

さて、いよいよあと2ヶ月ほどになってきました。
この間、記述、マークとも模試が立て続けにあった。一喜一憂するなと言ってもそれは已む得ないけれども、もっとも大切な事は、模試を受け、その直しをすることを通して、自分の目標までの距離をはかり、「今日』から『明日』から何をするのか、何をしなくてはいけないのかを明確に掴むこと。
(1) 自分の目標に到達するために、センターと二次、あるいは私大なら志望校の問題を解いて、どのくらいの点数が必要なのか、はっきりつかむ。教科ごとの点数を弾きだす。
※いいことかどうか別にして(まぁあまり良いことではないけれども)、私は浪人生のこの時期にいまのセンター試験的な位置にあった共通一次の「古文・漢文」の勉強をすべてストップしました。
それはそれをストップしても全体の点数を積算していったとき、「必ず届く」と判断したからです。勧めるわけではないけれども、そういう選択肢だってあるのが受験です。
(2) その点数は2段階で考える。必ず取らなくてはいけない点数と目標とする点数。
※国語に関しては大問ごとに点数を考えてください。
(3) これをセンターと二次の配点比率におうじてしっかり弾きだしてください。「数理は9割とりたいな、でも国語はまぁ7割ちょっとくらいかなぁ」というような漠然としたイメージではなくて、はっきり何点いるんだ、ということを突き出してしまってください。
<点数についての考え方として>
必ず取らなくてはいけない点数については、絶対に甘い判断をしないこと。自分にとって苦手な問題が多く出題されたり、通常、二つくらい計算ミスが出るなら、それを織り込んでも必ず取らなくてはいけない点数として考えてください。
模試や過去問を演習していると、当然点数に一定のばらつきが出ます。そのばらつきのほとんど下限に近いような点数が出ても、その「必ず取らなくていけない点数」をクリアする。そのレベルにまで自分の力を上げていかなくてはいけないということです。
そしてその点数をたたき出すために、ラスト2ヶ月、何をどうするのかはっきりした「作戦」を立てましょう。このあたりはかなり人によって違います。たとえば全体で80%の点数を出すにしても、その点数の構成は異なるだろうし、現状からはじまってその点数を出すために、どこにどのくらいの労力を投入するか、全く違います。
つまり「個性的な」勉強がそろそろ必要になります。
もし、どうしてもイメージがつかないのであれば、相談してください。
こういうところで鮮明なイメージを持っているかもっていないか、で、かなり結果が違うような気がします。いわばゴールラインのイメージがないところで、そこにむかってどう走ればいいのかははっきりしてきません。そのイメージを、いま、遅くともラスト2ヶ月を切る前に創り上げてしまってください。
(高木)

一般的に…
①問題は難易度順にならんでいるとは限らない。
②一般的に大問の中で最も難しい問題に配点が高い。
③全部を時間内にできるとは限らない。またやる必要があるわけでもない。
④部分点の出し方、あるいは減点のされかたは大学が試験で見ようとしている力によってかわる。同じ問題でも学部によってかわりうる。
※ある大学では「ミスするものはいらない」として簡単な計算ミスで結論が間違っていたものについて基本的に部分点を出していないと思われる。学部によってもかなり採点基準が異なっていると思われる。
⑤一般的に70%の得点率があれば合格する。つまり満点はいらない。
※ただし、大学によっては50%を切っても良いこともある。一橋大の数学などは完答0でも合格することもある。逆に言えば2完すると巨大なアドバンテージになる。逆に医学部などでは80%を越える得点率が望まれる場合もある。そのあたりを見据えて得点計算をしたい。
※今回については名大レベルの志望なら60%超の得点率が欲しい。
そこから出てくる結論は、
①いまの自分が「解ける問題」は必ず落とさない。また失点しない。
完答能力が必要になる。
※その失点は君たちが思っているよりもはるかに大きいかもしれない。
②解ける問題は必ず解く、という意味では
「捨てる問題」「優先的に解く問題」を判断しなくてはならない。
→問題全体を見渡して判断することになる。
これは
解く前に「解けるかどうか」の判断ができないといけないことを意味する。
③もともと制限時間内にすべて解ききることは難しい重量感のある問題を出すことが珍しくない。
であるならば、7割くらい点数をしっかり取り切ることを目ざして問題を選択することがのぞましい。
そうした訓練(問題の見極め=自力で解けるのかどうか、解いたとしてそれで完璧かどうか)が必要になる。
日々の学習の中でもまずは2,3分で「解けるかどうか、どういう組み立ての問題なのか」を判断することが大切。またそれが外れてはいけない。解けると思って解けないのは不合格に直結する。
今回、そうしたことを意識して臨んでください。
(高木)

いよいよ国公立の入試(前期日程)がはじまる。
合格の一点だけを考える。
力は足りているとか、足りていないとか、考えてもしかたない。現場で合格だけ考える。どこかに糸口はある。問題とは解けるようにできているのだから。
途中で折れないこと。浮かれないこと。怖がらないこと、守りに入らないこと。
自分が信じた方針をやり抜くこと。
会場に着いたら、まずその会場の空気を胸一杯吸い込む。そこに馴染む。周りを見回してみる。みんな大変だなぁとか呟いてみる。
意図的にゆっくりと歩く。時間をゆったりと流れさせる。ゆっくりゆっくり味わってみる。なかなかこれだけの緊張感は味わえないのだから。
それは大切な経験でもある。この1日の経験で、自分はちょっと成長したなと思えるような時間を過ごそう。
そしてベストを。やれる限りのことを。
がんばって。
(高木)