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大学受験予備校 "Veritas" のページ

大学受験予備校 Veritas ホームページ http://www.veritasnagoya.jp

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目標をはっきり見定めよう

 9月半ば。残り119日。
 ゴールラインをはっきり見定めよう。

(1) 自分の志望校の合格のために、センター試験と2次試験の配点はどうなっているのか。
(2) 合格の最低ライン、合格者平均はどのくらいか。
(3) それにむけて、センター試験・2次試験あわせて、どの教科で何点くらいとるのか。
(4) そのためにセンターまで残り119日。何をするのか。どの教科にどのくらいの力を投入するのか。

 はっきりとこうしたことを見定め、残りの学習プランを自覚的につかんで下さい。講師から言われたことと、自分が自覚し、つかみとっていることは、やはり違います。ゴールラインを見つめていない受験生が、良い結果を出すことは基本的にありません。講師が見つめているだけではダメです。自分が見つめていないといけない。それはぜんぜん違うことですよ。

 これは私大でも同じ。志望校の過去問は解きましたか? そこから何をしなくてはいけないのか、自分の現状はどうなのか、つかみとっていますか?

 私大でも国公立でも、過去問をやること事態に意味があるわけではありません。いま、それが解ける、解けないで一喜一憂する必要はありません。いまやるべきことは、その相手を捉えることです。そして残りの時間、自分が何をするべきなのか、はっきりさせることです。
 まだ過去問を解いていないのであれば、何をやるべきなのかはっきりしないのであれば、まずはここから出発しよう。その結果は必ず講師に報告して下さい。


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模試について

模試を受けたら、1日、2日中に自己採点をしてメールで教室に送ってください。
自己採点は必ずしてください。模試の結果は結果です。問題は、それを受けて、これからどうするかです。そのためには模試の結果が帰ってくるのを待っているようではまったく遅いです。すぐに自己採点し、分析し、そして明日からの自分の学習の課題の検討と改善のために役立ててください。

これは当然、最近、模試を受けたほかの生徒にも言えます。またこれからの模試についても同様です。

(1) 自己採点結果は、すべての教科を。
(2) 国語については、大問ごとの点数を併記してください。「併記」です。総点とあわせて書いてください。
(3) 自己採点の結果を踏まえて、その次の個別時までに自分の学習の課題をつかみ出してください。目標の点数を出すためには、どういうことが必要だと思うのか。何を改善するべきなのか。その判断をしてください。
基本的に自分自身についての正確で冷徹な分析力をもっていることは、合格に向けてかなり大切な要因です。誰かに指摘されるのではなく、自分で痛切に実感するところから次の道が見えてくるのです。

***

(4) センターと2次、各教科の配点を踏まえて、各個人が、どの教科でどのくらいの点数を取るのか目標になる数値の設定をしてみてください。
そのためには当然、センターと二次の配点比率などのデータ、合格最低点あるいは合格者平均などのデータがあれば非常に良いと思います。
もうリアリティに立って今後を考えなくてはいけないところに立っていますから。

***

以下は各講師へ。

(5) 講師は何よりも現状とゴールとを見据えてそのギャップと緊張感の中に立ち尽くしてください。生徒の要求ではなく、ゴールが要求するものを体現してください。生徒にははっきりしたゴールラインの実感はないのです。それが経験者とみ経験者の違いです。

(6) 今日以降の個別指導を担当する講師は、例外なく模試の結果の把握と、それに対する生徒本人の評価をまず聴きだしてください。どういう自己認識をもつことができるのか。これはかなり重要なファクターです。

以上よろしくお願いします。
 (高木)

夏期講習のスケジュール

 明日から夏期講習ですが、決まったスケジュールから順次送り始めています。
とりあえず明日の個別分は送信しました。

2,3日中に全体が決まると思いますので、よろしくお願い致します。

高木

2011年夏期講習 クラス授業のスケジュールと申込書

スケジュールと申込書です。下記の「ダウンロード」をクリックしてください。

ダウンロード(pdf)

★ 内容は「夏期講習の概要」を御覧ください。
★ クラスの申込みは、当該クラス開講の直前でも可能ですが、例年、事前の申込がなく、開講を取消したクラス授業に、当日ひょっこりやってきて受講するつもりだったという場合があります。その場合、対応できない場合が発生することがあります。またクラス授業は定員がほぼ10名ですので、早めにお申し込みください。

2011年夏期講習 個別指導・申込書

2011年夏期講習用の個別指導の申込書です。
記入方法は「概要」にあります。
用紙は下記の「ダウンロード」をクリックしてください。


ダウンロード(pdf)


★留意点1
スケジュール表の記載は、スケジュール上個別を入れられないところを消しこんでください。個別を入れる希望の日時ではなく、入れられないところ、です。お間違えのないように。

★留意点2
申し込みのコマ数は、夏期講習の40日間を通した数(例えば8コマとか)か、週2コマなどの記載にしてください。ただ2コマとだけ書かれていると、全体で2コマなのか、週に2コマなのか判断に苦しみます。


2011年夏期講習 概要

夏期講習の概要です。申し込み方法とクラス授業の大まかな内容が記載されています。
下記の「ダウンロード」をクリックしてください。

ダウンロード(pdf)

4月の指導履歴発送しました

  今日、ヤマトのメール便で4月分の指導履歴などを発送いたしました。2,3日中には到着すると思いますので、よろしくお願い致します。
高木

合格体験記 長崎大学医学部・医学科 櫻井麻衣(金城学院高校卒)

合格体験記  桜井 麻衣

昨年の今頃私は浪人することが決まり,高木先生に「このまま勉強を続けても受からない。」と正直に言われました。高3のときVeritasで教えてもらって私は何を学んだのか,何ができるようになっているのか,いやまだ教わり足りないと感じてたのも事実でした。だから高木先生に言われたとき,私は変わろうと決心しました。


具体的にはまだ何をどう変えたらいいのかわからなかったときに受けた模試でついこの間やった問題とそっくりな問題が出たのに解けないという失敗をしました。できないってどういうこと?と自分を責めました。このことから復習の大切さを知り,次に必ずできるようにしました。勉強していて行き止まりになったり,何か進んでないと感じるとき私の場合は復習が足りませんでした。一つ一つ出来るようにならないと進めないのです。


高木先生にはたくさんお説教されたり指摘されました。
例えば,人の話をきけ,恥を捨てろ,もっと叱られろ,甘えるな,壁にぶつかることを恐れるなとかです。一番心に残っている言葉は,私が自分の殼に閉じこもっているというものです。始めは意味がよくわからなかったけどその後的を得た言葉だと気付きました。私が変なところで我慢してたり,頑固だったりして殻に閉じこもって相手に踏み入れさせなかったから,他人の文章が読めなかったり,参考書などの解答が入ってこなかったりしてたのです。一見私の性格上の問題に思えてその実,勉強にもつながってました。Veritasで私は勉強を教わるだけじゃなくてもっと生きる上で大切な(言いすぎかも……)ことを学べたと思います。だから生徒の皆さんが高木先生や講師の方に何か言われたとき,自分でもよく考えて素直に受け入れてみればいいと思います。きっと何かつかめると思います。ファイト!!

最後になりましたが高木先生,滝ノ瀬先生,講師の方々お世話になりました。 



さらっとした合格体験記になっているが、本当はこんな簡単なものではなかった。私も、数学、物理、現代文、小論文と4教科を直接見ていたからなかなか大変だった。かなり不器用だったし……
けれども、彼女の最大の課題は、学力ではなかったかもしれない。学力の底にある、彼女自身のあり方のようなもの、張り巡らされそのなかで窒息しそうになっている壁のようなもの、それを全力で覆さないといけないように思えて仕方なかった。

現役の時から強くそれを感じていたけれども、どうしても今ひとつ深く指導できなかった。指導が入っていなかない感触が強くあった。これには強く反省している。申し訳ない。
また、医学部と本人はいっていたけれども、本気でどうしても医学部、という執念のようなものも持っていないように思えた。

けれども現役の時、ひとつだけ確信を持てることがあった。櫻井さんは医者になるべきだ。どんなことがあってもなるべきだ。それは資質というようなものではなく、ここでは書くことが出来ないけれども、彼女自身のある壁の突破のためには、医者になるべきだと強く確信を持つことがあった。たぶん、この確信が次の一年の指導の原動力だったと思う。

実は、医学部受験も本人はけっこう揺れた。志望校もかなり暫定的に決まった。温かいところがいいなどという、それはそれで素敵な理由ではあるが、九大に決まった。九大に決めるために1日休んで大学をみに行かせたこともあった。まぁちょっと無理やり決めました。

そうしてやっと始まった。
本人も変わりたいといっていた。けれども変われるかどうかわからないと不安を漏らしていた。そのピークは9月だったか。多分、家族の人も知らないのではないかなと思うけれども、医学部受験どころか受験そのものを辞めるかどうかという危機に直面することがあった。必ず戻ってくる、とは言い切れない、そういう深刻な危機だった。

いろいろな意味で、いろいろなことをよく越えてきたと思う。よく走り通したと思う。
本当は九州大学を受けても勝負できたと思う。現役生だったら突っ込んでいたかもしれない。たぶん、五分五分くらいの力はあった。けれども浪人生は8割、9割、まず間違い無く大丈夫というラインまで持ち込まなければ勝負できない。そこで長崎に落とすことにした。
それでも国公立の医学は紙一重の争い。楽勝ムードはなかった。
けれどもひとつだけ確信を持っていたことがった。それは、櫻井さんは、この受験を通して大きく変わってきた。人間的に変わったと思う。けれども、その総仕上げとして、合格というひとつの関門をクリアすることで一挙に花が開く。そのことについてかなり強い確信があった。まぁだから「合格する」というわけではないけれども、「合格しなければいけない」と思わせるものがあった。

……ここまで書いてきて、ふと思ったけれども、これ、合格体験記の本文より長いですよね? なんだか「指導体験記」みたいになっている。いいのだろうか? まぁ仕方ないか。

本当に良く走りきった。
本人は、どう思っているのだろう? 長かっただろうか? そうでもなかっただろうか? 私も浪人の一年間は、いままで生きてきた中で結構、印象的だ。浪人して良かったし、悔いもない。それ以上に、何かの糧になっているように思う。

受験はたかだか受験です。
けれども、それはその人の本気のパワーを搾り出さないといけないようなものです。だからその人の在り様まで篩いにかけたり、大きく変えたりもすることがあります。
きっと苦労した分、何かいいことがあるに違いないと思うよ。

良い医者になることを確信しています。がんばれよ。

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