いよいよセンター試験まであと100日になりました。
ここからは短期決戦です。
① まずセンターの得点率をはっきり意識してください。
全体でどのくらい必要なのか。そのためにはどの教科でどのくらいの点数をたたき出すのか。明確な目標を立ててください。
② そのための学習時間と自分の力の配分をはっきり定めてください。
そして毎日、何をどのくらいやるのか、明確にさせてください。1週間単位の計画と、それを今日、どうするのか、ということと両方が必要です。はっと気がつくと何かがストップしていたりしてはいけない。1日の学習の開始の前に、今日やることを自分自身に対して明確にさせて臨んでください。
③ 合格に必要な自分自身の課題を明確にさせよう。
センターの点数、2次の点数、それからそれをつくりだす自分自身の課題です。
テストの点数は自分自身を鍛えることでしかつくり出せません。それ以外に方法はありません。であれば、必要な点数を生み出すために、自分自身の何かを変えていかないといけないことになります。
例えば時間にルーズだとか、決めたことができないとか、集中力がすぐ途切れるとか、生活のリズムが崩れやすいとか、そういうことです。こういうところが変わらないままで、点数だけが変わっていくということはないのです。
④ ゴールをはっきり視野に入れること。
もうカウントダウンです。
ゴールを見据えてください。多少可能性が出てきたな、等というレベルで安心したりしないように。目線は余裕で合格するためのラインに据えるべきだ。(また講師もそこを見定めてかかってください)
⑤ センター対策に入ったあと、2次対策をゼロにしないように。
特に昨年はセンター開けた直後に数学の問題を一斉に解かせたところ、2次に対応する力がものすごく衰えていました。
センター対策に全面的に入っても記述問題はある程度解き続けてください。ゼロにしないように。
特に理系は要注意です。数ⅢC、理科のⅡはセンターと全く無関係の科目になってしまうので、ほとんど演習されないということも起こりえます。その結果はかなり恐るべきものになります。絶対そうならないように。センターと2次の配点比率を見据えながら、自分でペースを考えてください。はっきりしなければ講師と相談してください。
なし得ることには限度がある。時間という物理的限界はある。
けれども、その限界は内容のに詰め方一つでいくらでも変わる。濃密な時間を過ごしてください。
時間はない。しかし空回りしないように。急がないといけない。けれども焦らないように。
じっくり行くべきところはじっくりやる。そういう勉強と反射的に反応できないといけないような部分とをはっきり勉強の中で分けた方が良いです。
あと100日。飛躍を果たすなら、いままでと画然と異なった勉強のあり方、自分のあり方に転換することです。悔いを残すことなく、やりたいことではなく、やるべきことをやりきろう。
(高木)
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