名古屋大学からアメリカのシンシナティ大学へ交換留学中の森さんからメールが届きました。了承を得られたので掲載します。(高木)
こちらに来て、ちょうど5か月ほどたちました・・・楽しいです、毎日充実しています


英語の方はレベルアップしたのかしてないのか、よくわかりません。
でも、non-native、nativeを含めたくさん友達もできました。また私の通っているUC(University of Cincinnati)は日本人が本当に少ないので、英語を学ぶにはとても良い環境だと思っています。
最近では旅行に行ったり、ボランティア活動をしようと新たなことにチャレンジ中です。
実はCincinnatiにある博物館がとても大きくて、古生物関係の資料を豊富に保管しているので、
来週あたりからボランティアスタッフとして、古生物ラボで働くことになりそうです


また、旅行は珍道中で(笑)、この前は他人の家に泊めていただきました・・・笑笑笑
現在の私の生活について少しレポートします・・・
♪♪♪
私は今UCに交換留学生として在籍しています。
UCは3学期制で、Autumn Quarter/Winter Quarter/Spring Quarterという風に分かれています。
1学期ごと最低12単位とらなくてはいけなくて、私は現在、
・Environmental Science(3単位)
・Geochemistry(3単位)
・Spanish(5単位)
・ESL(English as the Second Lauguage)(3単位)
・Group Fitness(1単位)
をとっています。すべて正規の学生と一緒に受けています。
こちらの大学は日本の大学と違って、1つ授業を選択すると、ほとんどの場合最低でも週に2回は授業があります。
今回とっている中でも、Spanishは毎日授業があり、大量の宿題が出されます。
今にも私の生活は英語漬けからスペイン語漬けに変わろうとしています…笑
アメリカ人の学生は勉強熱心の人が多いです。というか、課題が多いので勉強せざるを得ません。
そして、どんなに大きな講義だろうと、質問が飛び交います。
聞いてはいたけれど、名大で受けていた授業風景とあまりに違うのでやっぱり驚きました。
自分の研究から離れ、アメリカにきたことで、自分が学んでいる学問についてまた新たな視点からアプローチができるようになるのではないか、と思いながら勉強しています。
日本には学ぶ機会が多く与えられていると思います。そして留学するチャンスもたくさんあります。
留学したい生徒さんには、ぜひアンテナを張り巡らしてそのチャンスをつかむことをおすすめしてあげてください。
ただ、英語の勉強だったら日本で十分できるので、「何を学びたいか」も肝心だと思います。
私も渡米するまではアメリカやカナダの風土が自分に合っているのではないかなぁと常々感じていました。
そして、実際来てやっぱり楽しいし、とても充実しています。(●^o^●)
しかし、実際こちらに来て少しきづいたこともあります。
それは結局どこにいったとしても、そこで自分に合った環境が自分を待っていてくれるのではなく、要は、結局は、自分の行動力・努力でどうとでもなるし、日本で頑張れなかった人間が日本を出たからといって、そこに自分の望むものがあるわけではないし、一気に変わってまったく違う自分に出会えるわけでもないと思うのです。
もともとそこにある環境もあると思いますが、その中に自分の身を置き、行動を起こすのは自分自身、周りの環境を作るのも自分自身なんだなぁと、今さらになって気づきました。
そして、たとえ今いる環境に決して満足できないとしても、目の前にあることをしっかり見据えて、忠実に努力することはとても大切だなぁとも思いました。
それでも満足できない場合は、やっぱり一歩踏み出してみることが必要なのかもしれませんが・・・。
確かに、新しい環境に触れることはとても新鮮だし、とっても楽しいです。
ただ、やはりこの新鮮な環境が果たして5年後、10年後も私にとって刺激的かどうかは今は分かりません。
そういうことも踏まえて、残りの留学期間は自分の将来のことについてもしっかり考えてみたいと思います。
こんな私でよければ、いつでも情報をお伝えするので、
何か質問があれば聞いてください。
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