以下は生徒へのメールと、それに踏まえた講師への指示です。
**********************
******
全講師へ
生徒に以下のメールが飛んでいます。
踏まえて対応してください。
とくに、本来できるはずのところなのにできていないところがあれば、その原因や対処を詰めてください。そこに学習上の課題が顔を出しています。
その際、「ミス=気をつけよう」と単純化しないように。ほとんどの場合、ミスが発生するには発生するなりの理由・原因があります。飛行機事故でも医療事故でも、ミスが発生した場合はとてつもない労力を投入してその原因の解明と再発防止策を練ります。そうしたことは勉強にも必要です。
ミスが止まらない生徒はほとんどの場合、ミスを軽視しています。だから「気をつけよう」と思っても、その気をつける水準自身が著しく低いことが多いです。端的に言えば「気をつける」ことができません。だから具体的な措置が必要になります。例えば余白での計算の仕方なども検討しないといけなくなります。そうしたところに踏み込んでください。
留意すべきことは些細なミスだから、としないこと。ミスのこわいところは、ミスそれ自体の軽重と引き起こされる問題の重さに関係がないことです。些細なミスが重大な結果を引き起こすこともあるし、重大なミスが結果として大過ないこともあります。だからミスはこわいのです。その点を生徒に徹底してください。
高木
**********************************
この間、マーク模試を受けた人が多くいると思いますが、以下のことをぜひお願いします。
☆これは記述模試も同様です。
(1) 模試は必ず即日(マークは即日、記述でも2,3日中に)答え合わせ=自己採点をすること。
記述もおおまかな点数は分かると思います。また記述は直後に自己採点をしないと自分の解答を忘れてしまうので、できるだけ速くやって下さい。
(2) 自己採点結果をメールで送って下さい。
☆理社は科目を明記して下さい。
☆数学・国語・英語は大問ごとの点数を出して下さい。
☆個別時に報告するのではなく、です。
(3) 自己採点後、ただちに復習・解き直しなどを行なって下さい。
(4) その際大切なことは、結果についての原因と今後の方針を自分なりに立てることです。直しは原則的に個別までに終わって、今後の課題を自分なりに検討してきて下さい。
とくにそれなりにキチンと学習したはずの部分の出来・不出来が大切です。やっていないところが出来ないのはやむを得ません。けれどもそれなりに勉強したところが出来ないのはかなり大きな課題です。一つの警告です。
☆ 即日自己採点をするのは、採点結果を待っていられないからです。今の段階で明日からの勉強の方針・課題、何をなすべきかを掴まないといけないからです。
☆ 特に「できるはずだったのにミスしたもの」、解答を見たら「これは解けないといけなかった」と思うようなものについて原因をはっきりさせることが大切です。それが今後の学習の基本的な内容を作ります。なので解いていたときの記憶、印象が鮮烈な時に課題を掴みとることがとくに大切です。これは解答を見て、あるいは解説を聞いて勉強するということは異なることです。問題を解いている時に実際に何を考えていて、なぜ間違ったのか、そうしたことを掴むためには、だから直ちに自己採点し、直しをして下さい。
PR