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センター試験から次へ 当面の課題

センターの結果を受けて~当面の課題

 センター試験が終わりました。一つの過程における結果が出ました。
 ここで一喜一憂しないことです。センターの点数はいずれにしてもマラソンで言えば中間地点での順位以上でも以下でもありません。全体の結果に対する一つの条件でしかありません。センター利用以外では合否が確定したわけではありません。


 まずただちに自己採点をしてください。教室で自己採点をし、結果を提出した人はそれで構いません。
 未提出の人は以下の内容のメールを送ってください。


☆☆☆自己採点の報告を 必ず今日中に☆☆☆

1)各教科ごとの点数と合計点
2)英数国は大問ごとの点数と合計点
  英語は筆記とリスニングを分けた点数

3)志望校が傾斜配点をしている場合は、その傾斜を加えた点数。
 1)とは別に区別して出してください。志望校が変わった場合、もとの素点がわからないと検討できませんから。



☆☆☆リサーチの結果が出るまではじたばたしない。うわさ話に惑わされない☆☆☆

 センターリサーチの結果が出るのに3,4日程かかります。その間にじたばたしないこと。平均点の目安もない、各大学の志望状況もわからない状態で、浮足立たないこと。ジタバタするのはリサーチが出てからで良い。

*ただしセンター利用の出願の〆切がリサーチの結果を待てない場合があるから、それは留意してください。

 特に今回のセンター試験が難しかったのか、優しかったのかというような議論は本当に無意味です。あと3日もすればある程度客観的なデータが出てくる。それを待たずに議論しても何も解決しないし、何もわかりません。また倍率などについても同じです。無意味なことで心を煩わせてはいけない。

 それまでの間は、センター試験の対策で衰えたところを全力で回復させることです。例えば理系では数学Ⅲの積分計算、英語では英文和訳や英作文。国語、社会の記述問題。こうしたものが激しく衰えています。大至急回復させること。そのためには集中的な演習が必要です。
 あるいは志望校の過去問を2年分くらい解く。現在の課題がはっきりします。そして全力でその当面の課題の解決に向かうこと。


☆☆☆センターリサーチは目安に過ぎない☆☆☆

 必ず河合、駿台、代ゼミの3つは参照すること。申し込んで個票が返ってくるだけでなく個票の郵送とほぼ同時にネット上で判定システムがほぼ一斉に動き始めます。実際に見ればわかりますが、これは各予備校がリサーチで提出された結果を踏まえて計算している数字ですから、ある大学が思わぬ難化をしていると受験生は逃げるし、逆に易化していると受験生が集まってきます。だからリサーチ提出後に一定の数値の変動がありますから、そうしたものだと思っておいてください。リサーチ提出後にあらためてデータ入力はしていないようなので、リサーチの結果が出てからの受験生の動きはネット上も反映されていません。

 さらに、もっともアテにならないのが、特に医学部の2段階選抜の有無とそのボーダーラインの判定です。予備校ごとに最大100点位の差があったりします。だから複数のリサーチシステムを必ず参照してください。


【各予備校のセンターリサーチ用のサイト】
河合塾 http://www.keinet.ne.jp/center/
駿台・ベネッセ http://dn.fine.ne.jp/dn/b/002/center/index.html
代ゼミ http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/nyushi.html#2011



☆☆☆センターリサーチの結果から志望校の再検討する場合の指針として☆☆☆

 まずリサーチの判定(A,B,Cなど)や、「B判定に◯◯点足りない」というような数値に惑わされないことです。
 これはかなり大切なことです。

 考えるべきことは、

 『2次試験で何点とらなければいけないのか』。その一点です。

 例えばB判定のラインに5%ほど点数が点足りない場合で、具体的に考えると…

【ケースA】センター:2次 900:300 2次の問題が難しくボーダーが60%の場合
 センターの5%のビハインドがあるとして、それが3次の配点の15%になる。2次で75%取れるか?ということが判断の基準になる。

【ケースB】センター:2次 900:300 2次が比較的易しく、2次のボーダーが75%の場合
 センターのビハインドはケースAと同じで、2次でプラス15%の得点を積み増さないといけない。つまり90%の得点率が必要になる。

【ケースC】センター:2次 900:1800 2次の問題が比較的易しく、ボーダーが75%の場合
 ビハインドは圧縮され2.5%になる。つまり77.5%が2次の絶対必要な得点率になる。

【ケースD】センター:2次 900:1800 2次の問題が難しく60%がボーダーになる場合。
 ビハインドは2.5%。2次の得点率が62.5%。



 センターと2次の配点、2次のボーダーラインを加味して、必要な点数を弾き出し、それが現実にリアルティをもつのかどうか。そこをよく見極めなければ大きな間違いが起こります。センターと2次が1:1の場合でも2次の問題が難しくロースコアになる場合と簡単でハイスコアになる場合とではかなり違う感じがします。
 ですからリサーチ後の志望校の検討については電卓片手に実際に点数計算をやってみること、いくつか候補が上がってきたら、実際に赤本などでその大学の問題をみること。そしてその問題から自分に必要とされていると考えられる数字を叩き出せるかどうか。ここが大切です。数値だけ見ていても判断は上手くできません。実際に問題をみた時の印象はまた違うからです。


 大きく軌道修正を余儀なくさせられている人もいると思います。
 けれども、いまの段階では例えば大きな志望校の変更が必要だったとしても、では、どこであればどのくらいの判定になるのかわかりません。
 だからまずは私大入試もあるのだから、2次力の回復を全力ではかってください。

高木
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