センター試験までラスト20週間となりました。
まだまだこれから詰められる。同時に、これからできることの物理的な量がはっきりと視界に入ってもくる。そうした時期に差し掛かって来ました。
そろそろはっきりとゴールを見据えた学習になっていかなくてはいけない。通り一遍ではなくて、ターゲットを明確にして挑戦していくべき時です。
一つの問題集、参考書を一回転させる。そうしたことも大切だkれども、それで作られる結果、学力は人によって違う。各単元、各教科を同じようにやっていても凸凹が出てくる。そうしたものを見つけたら、どんどん具体的な手を打つことが必要だ。◯◯が弱い。そういって手をこまねいていてはいけない。もう一度回すから、と先送りしてはいけない。極力、その時、その場で対処方法を考え、学習に組み込むこと。
そうやって自分の学習をつくり上げること。自分用の学習は他の人がやっていることとはぜんぜん違うかもしれない。でもそれでいい。学習は個性的であるべきだ。君たち自身でそれを考えるべきだ。受け身なところからは何も始まらない。受け身の生徒に私達ができることは本当に何もない。魔法はない。自分で道を切り開く。その覚悟からしか本当の力は生まれてこない。
でもその覚悟をしたとき、思わぬ光景が見えてくることがある。むろん、そうは簡単にいかないこともある。けれども、それに挑戦するしかないのであれば、大胆に挑戦すべきだ。漫然とこのままやってもダメだなぁ、と思っていてはいけない。具体的に、いま、手を打とう。自分の学習とその質・量、ゴールまでの距離、残された時間。そうしたものを見据えて格闘することです。まだ時間はある。けれどもそれは限られている。
(高木)
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