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まぁ本当に当たり前のことだけれど、単語を覚えよう。春休みは良い機会です。これは1年生も2年生も受験生(新学年の)も同じです。
単語を、本当に全力で覚えてください。覚えられないなどと言うことは絶対にないよ。これは筋トレのようなもの。やったらやっただけ筋力がつきます。スポーツでいえば何かの技が練習してもどうしてもできないと言うことはあるかもしれないけれど、筋トレができないということはないよね? 必ずできることです。やり続ければ必ずできます。必ず覚えられる。ある筋力をつけるなら、それに必要な量のトレーニングがあるように、必要な量を覚えるには必要な量の暗記の勉強がいる。それだけの、とてもシンプルなことです。シンプルなことをシンプルにやるだけです。
単語は、まず500くらい覚えきってください。
そして500くらい覚えると、二つくらいのことが変わってくる。
一つは英文の読め方が画然と、まったく質的に変わってきます。全然違う。世界が違って見えるくらい違う。これは10個、20個覚えても感じることはできない変化です。それが500、600くらいになるとまるで違ってくる。
自分で感じとるしかないけれど、それを感じたとき、あ、これほど単語って大切だったんだ、と思えると思います。ぜひ自分で感じとってください。そこまで絶対にやり続けてください。
もう一つ。単語の覚え方、記憶され方が変わってきます。記憶すること自体の力がついてくる。いわば記憶の筋肉が増強されるみたいなものです。そうすると記憶すること自体が苦しくなくなってきます。そこまでは苦しいよ。
でも、これはいずれどこかで必ず越えないといけないところなんだ。だったら早く、いまのうちに越えてしまおう。これから受験までずっと暗記で苦しみ続けるのか、あるいは、暗記することはもう苦ではないという状態でこれからを過ごすのか、全然違うよね? 勉強の効率だって全然違う。だからいま、頑張ろう。そしてある一定期間、例えば半年とか頑張り続けると苦ではなくなるから。たぶんね。
春休み、猛然と英単語、覚えましょう。
(高木)
~閑話休題~
こんな夜中に一人で仕事をしているとき、ジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ協奏曲を聴くことがある。作曲はエルガー。特に第3楽章。繰り返し聴く。
夏の終わりの草原に寝そべって、夕方の空を見上げていたときのような感覚が蘇る。