センター試験が明後日から始まる。
ベストパフォーマンスを出す。これまで苦しいこと、いろんなことがあった。泣いたこともあった。全部を吐き出してきて欲しい。
必ず合格できる、必ずできる、と念じてください。
スポーツ選手でも何でも、膨大な練習の上に、最後には精神を集中させ、イメージを描きだし、それから勝負に臨みます。そこを失敗すると思わぬ結果になる。
調子の良いとき、悪いとき、必ずあるし、大きく結果に出ます。その「良い調子」は自分で作る。必ずできると真剣に思い込んでください。点数が取れたらいいなぁではなくて、必ずとると自分に誓ってください。そういうことがパワーを生み出すから。もう一歩考えたら解けた、ということが良くある。その一歩を踏み出すかどうかはどこで決まると思う?執念と絶対にできるという思い込みです。その力です。最後に勝負を分けるのはここです。
いま精神的に凹んでたりする人は、空元気でも何でもいい。自分を鼓舞してください。自分で自分のモティベーションを上げる。100回くらいばっちりできたときのイメージを思い描いてください。でも、とはいわない。いっても何も、本当に何も解決しない。それどころか、でも自信がないとか、自分にマイナスのことを吹き込み、言い聞かせることになる。
いままで問題を解いていて、難しいな、無理かなと思った問題を粘ったら、あっと気がついて解けたことあるでしょ?その時の感覚を思い起こして、何度も反芻しておいてください。成功したときのことだけを思い出し、思い浮かべてイメージを作ってください。最高の精神状態で試験に向かうこと。これがこの2日間でやるべきことの最大のテーマですよ。
同時に、どうして自分はその大学に行こうとしているのか、将来どうなろうとしているのか、思い起こしてください。目の前のテストの紙切れなど、飲み込んでしまえばいい。センター試験よりも、生きていまここにいる君たちの方がある意味でエライんだよ。それは関門だけど、自分がこうなりたい、ここに行きたい、それをテストごときにジャマなんかさせないと思ってほしい。
たかが紙切れだけれど、最後の1秒まで1点でももぎりとること。もぎりとろうとすること。ジタバタすること。
上手く行けばね、2,3時間の直前の勉強で15点20点変わることだってあるんだ。それは運かも知れない。でも、運は、それをもぎりとろうとする人にしか訪れない。みっともないくらいジタバタしたらいい。
いいかな?あと2日しかない。けれど、場合によっては、あと2日もあったんだと思えるようなことだって起きることがあるんだよ。この2日で20点アップさせよう。できないことではないよ。上手くはまればもっといけるかも知れないよ。
高木
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