夏休みが終わり、センター試験まであと130日ほど。2年生にとってもあと500日ほどになりました。5教科で考えると1教科100日です。夏休みはどうでしたか?
夏休みがあけたらすぐにテストがある学校が大半だと思います。
テスト結果は必ず教室にもってきてください。点数の個表だけではなくて、問題・答案・解答の全部です。
そして講師と一緒に、その結果を良く分析してください。
当然、テスト結果には良いときも悪い時もあります。その良い悪いということと同時に、結果の中に、何を見いだすのか、そしてどうするのか、それを自分自身で考えて、自分自身で方向を模索することがとても大切なことです。そうしなければもったいない。
テストは、それに向かっての勉強も、その直しも、そしてその直しを通した自己分析。このすべてが大切です。せっかくテストを受けたのなら徹底的にそれを味わいましょう。講師も私も分析しますが、自分自身にしかわからないことも多いのです。それをしっかり汲み尽くしましょう。
【1】目標は立てていたか?その目標に向かっての計画があったか? あればそれを基準にして分析することになります。
【2】目標や計画がなかったならば、まずテスト終了直後の自分自身の感触としてどれくらい取れたか、考えてみてください。そして実際はどうだったのか?
その開きが大きい場合は「要注意」です。あるいは何点くらいか見当がつかないというのも同じです。
【3】何を分析したらよいのか?
これは各教科違います。
けれど、その前に、もう一度、冷静に問題を解いてみたらできた、ということはありませんか?
まずは、本当はどのくらいの点数になったのかをキチンと把握してください。それと実際の点数が違っているならば、それを埋めるためには何が必要だったのかと言うことになります。
もう一度解いてみても解けないものは、力が足りないところ、勉強をしていないところです。
勉強していないなら、結論は簡単でやるしかありません。
やっていたけれど、できないものは、原因をよく考えてください。勉強の方法が浅いのか、あるいは、何か間違った勉強方法になっていませんか?
自分が払った努力を結果にすることは意外に難しいこともあります。上手に結果に残す人もいれば、そうは行かない人も居ます。
ここで考えて欲しいのです。
学力は千差万別です。結果も違います。様々な違いがあります。だから自分の本当に必要な勉強のスタイル、方法を見つけてください。テストとその結果は、このための一番良い材料です。
数学なら数学で、英語なら英語で、その教科ごとに勉強の基本的なスタイルは確かにあります。けれど、その上で生徒一人ひとりのスタイルがあります。前者を抜きにしてはいけないけれど、後者もまた大切です。
例えば2解解いてあった問題が解けないならば、何か、その勉強の方法に問題がないか考えた方が良いです。思わぬ落とし穴がある場合があります。
せっかくのテストです。しっかり考えてみてください。
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