まぁついに本番ですね。緊張したり、不安になったり、後悔したり、手応え感じたり、それぞれにいろいろだと思います。
生きてるかぎり、様々な局面で壁にぶつかります。その一つです。これからも必ず同じくらいの壁はあるし、もっと大きな壁もあります。率直に言ってここまで生きてくると、受験はたいしたことないなぁ、と思わなくもありません。当事者にはそうはいかないけど。
とりあえず、です。
(1) 不安な人も、この2.5日間は
根拠なく自信満々で臨んで下さい。
自信満々のフリでも構いません人間、不思議なもので、自信があるフリでもしていると、それらしい気分になってきたりするものです。それでOKです。根拠なんかなくていいです。明日どうなるか、未来がどうなるか、厳密には誰にもわかりません。未来のシュミレーションはシュミレーションにすぎません。現実ではありません。誰にも本当のことはわかりません。
だから根拠なんか求めない。自分で勝手に思い込んで下さい。実際にモティベーションは結果に大きく影響を与えるから、無理やり上げて下さい。いってみれば役者になったつもりで、この2日をパーフェクトの自分を演じて下さい。それで結果を出した生徒も現実にいます。センター模試やパックなどのベストをトータルで5%以上上回ったのではないかな? そのくらい結果を左右したりします。
実際の力以上の結果が出たり、出なかったりするでしょう? その振幅は精神状態でかなり違います。その精神状態は自分が作るものです。作れるものです。スポーツ選手などは必ずその状態をつくりあげます。
(2) 当日は、会場が寒かったり、いろいろです。
だから分厚いコートを着込んで下を薄着するより、
重ね着をしてください。微調整が可能な服装が望ましいです。
(3)
糖分補給の準備をしておいて下さい。
脳はブトウ糖と酸素で動いています。糖分の不足はそのまま脳の機能の低下につながります。休み時間などに少しずつ糖分を補給したほうがいいです。
(4)
昼食後、眠くなる人。300円以上のドリンク剤を飲んでみたら多分眠くなりません。4時間くらいは大丈夫です。即効性がありますから、食事後に飲んだら多分、最後までもちます。コンビニでも350円くらいのものを売ってます。私の強固な眠気もとりあえず飲むと消えます。別に眠気覚ましでなくていいです。栄養ドリンクで十分です。
(5)
終わった科目について議論しないこと。何にもいいことはないから。
会場に友達がいたりすると、いま終わった科目について議論の花が咲きます。
実に無意味です。終わったことは終わったこと。そんなことにかかわるのではなく、次に向かって行って下さい。
同じように、
1日目が終わった段階で答え合わをしないこと。2日終わって初めて自己採点です。絶対に1日目終了時にはやらないこと。結果について話しあったりしないこと。100m走の途中で「私、今、何位?」などと聞きますか?とりあえず走り切りますよね。同じです。まず走り切る。結果の解釈はその後です。
まぁ人生の中で緊張感に満ちた局面はいくつもある。さて、その一つがやって来ました。でも、これは始まりだよ。2次だってある。明日から始まるだけで、それで終わるわけじゃない。良かったらアドバンテージがあり、悪かったらビハインドを背負うだけのこと。ビハインドを背負ったらひっくり返したらいい。
何だかセンター試験が世界の終わりの日みたいになっている人がいるけど、その後も世界は存在している。大丈夫。
★明日(土曜日)は私いません。明後日、日曜日はいます。
センター終了後はできるだけ教室に来なさい。8時半くらいになれば自己採点できます。で、ただちに方針と覚悟を決めて次の一歩を踏み出す。最終決着に向けての闘いがはじめましょう。
★センターは前半戦です。半ばです。途中です。
センター終わって一息つかないこと。走っている途中で止まらないこと。いまの学習のペース、大抵の人は最大限のペースになっていると思うけれども、そのペースのまま次のステップに突入すること。これはかなり大切な事です。
★センターリサーチやバンザイシステムなどでの結果が出てくる前にああでもない、こうでもないと騒がないこと。そのときにやるべきことをやり切ることです。
★センター終了後、
自己採点し、ただちに過去問を解くことを薦めます。一挙にかじを切るにはそれが一番いい。自分の現状=センター対策でかなり歪んでいます。それをはっきり掴むためにはそれが手っ取り早い。それを掴まないと次の一歩をどちらに踏み出すのかはっきりしない。
高木
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