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Veritas 2010年夏期講習数学の概要

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2010夏期講習クラス授業スケジュール 後半です

サーバーの容量の問題で、スケジュールのPDFファイルを一括してアップすることがでなく、2つに分割してアップしました。見にくいと思いますが、よろしくお願いします。

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2010夏期講習 クラス授業スケジュール 前半

以下をクリックしてください
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2010夏期講習 個別指導の申込書です

2010夏期講習クラス授業の申込書です。
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)

小手先の技術に走らないように!!

 よく「受験数学」とか「受験英語」とか言われる。確かに受験という固有の形式から求められる固有の技術はある。例えば制限時間があること、ほぼ必ず「答え」がでること(ただ、以前に神戸大学で「解がない」ということが解答の問題が出されたことがあったと思う。まぁ、受験生にとってはかなり意地悪では ある。けれどもそれが本当の数学の姿でもある)。
だから数学だったらだいたい20分から30分くらいで一つの大問が解けるようにできている。センター試験でも問題数も構成もほぼ決まっている。そこから「固有の技術」というものが生まれはする。例えばセンターの数学ⅠAで第4問(場合の数・確率)から解き始める受験生はほとんどいないだろし、国語の小説で主人公の気持ちになりきって没入してしまってもいけないだろう。自分が解きたい、面白そうな問題だからやってみたいなと思うものにこだわりすぎてもいけないだろう。

ここからかなり多くの誤解が生まれてくる。
つまり数学や物理・化学・生物、あるいは英語や日本史、世界史。そうした個々の教科(あるいは学問)の基本的なあり方(知識と論理)とは別にあたかも「受験数学」など「受験△◇」というものがあるかのように思うことだ。またそのようなことを「ウリ」にした参考書や問題集(いったいそれが何の参考になるのだろうかと思うけれども)、そういうものが溢れかえる。またそうしたことを教えるよと、楽ちんな道があるよ、とささやくような人たちも大勢いる。「10日間完成!」などとハデに書かれていたりする。

でも10日で完成などするわけがない。分かり切ったことだ。けれども、すがりたくなる気持ちが揺さぶられもする。
もし本当に10日で完成する場合があるとすれば、それは「あと10日で仕上げの演習をやれば完成!」というところまで積み上げてきた生徒の場合だけだ。ほとんどゼロから10日で完成するなら、大学は、そのようなことでは通用しないような問題に切り替えてくるだけだ。大学は「10日で完成した」学生など必要とはしていないのだから。


受験用の勉強であっても、そこに数学以外の、物理以外の、その教科の論理以外の何かがあるわけでは決してない。裏技のようにいわれるものの、実はその背景にキチンとした論理を背負っている場合が大半だ。(そうじゃない場合もけっこうあるけれども。)
けれども誤解した立場から、例えば数学なら数学そのものの勉強には向かわずに、どこにも存在しない「受験数学」の勉強に向かおうとする生徒が生み出されてくる。
するとどうなるか。
数学に背を向け、数学ではない「受験数学」にのめり込むのだから、力がつくわけがない。最終的に要求されているのは数学の力であって、「受験数学」の力ではないからだ。スポーツで言えばいくら対戦相手の研究をしても、基本的なその競技の力をつけていくことがなければ意味がないのと同じだ。


具体的には、「こういうのは受験に出るんですか?」と聞かれることがよくある。そういう問題の立て方は基本的に止めた方が良い。
その背後にある意識は「まともに数学の勉強なんかしないで、できるだけ楽をして合格できたらいいなぁ」という思惑だろう。まぁ確かにむやみに苦労しろとはいわない。気持ちは分かる。けれども、その発想は大きなマイナスになる。例えば走り高跳びで150センチのバーを、151センチ飛んで越える力をつけようとするようなものだ。そんなギリギリのラインを狙うなんて実に難しいことだと思う。けれども、その方が簡単だ、あるいは楽だ、という幻想がある。それは違うと思う。合否は確かに1点、2点で分かれる。けれども、合格最低点+1点を狙うなんて、とんでもなく難しいことだ。けれども漠然とそうした方向を向いていることを感じることが少なくない。

それ以上に、その問題の立て方は自分の意識をどんどん狭めていってしまう。このことの方が悪影響が大きい。
「これは関係ない、これはいらない、これもたぶんなくていい……」。
こうやっていくとドンドン知識や論理はやせ細る。本来、相互に連動し、一つの大きな体系、織物を作り上げているようなものが、バラバラに寸断され、あちらこちらに穴が開けられてしまう。そうやって自分で学力を壊していってしまう。これが恐ろしい。実際に「これは関係ない、これはいらない」ということは、自分の知識や思考力、発想力にブレーキをかけることにしかならない。いつもいつも一生懸命、自分の脳を鍛えないようにしている。そういうことになってしまう。それで本当の力がつくわけがない。
このくせがつくと本当に苦労する。場合によっては数年かけて自分自身の学力を壊してきてしまったという場合もある。

だから、特別なことをやれ、とは言わないけれども、正面から向き合い、キチンとした学習とそのあり方を作り出して欲しい。特に1,2年生のうちにそうしたあり方を作りたい。じゃないと勉強が本当につまらないものになるよ。
夏休み、しっかりと自分の課題と教科に向き合いたい。
(高木)

夏期講習

日程はほぼ決まりました。
近日中に印刷物を作成します。
その前にブログにスケジュールなど、アップいたします。

夏は本当に大切です。夏休みは通常の月の2倍から3倍近い学習量を積み上げることもできます。1ヶ月遅れていても、ここで取り戻すこともできる。そのためにも自分自身の課題を徹底的に明確にさせて、臨んでください。

どんな指導も、君たち自身が「あ、私はこうしたところを本当に変えないといけないな」と思わない限り、それほどの効果を上げることができません。学力は、その自分自身の認識の深さ、自覚の深さに比例するといっても過言ではありません。自分を見つめ、必要とあればそれをねじ伏せる。君たちの前に立ちはだかっているのは、受験やテストではなく、君たち自身でもあるよ。

数学のテスト上の注意事項

一般的に…

①問題は難易度順にならんでいるとは限らない。
②一般的に大問の中で最も難しい問題に配点が高い。
③全部を時間内にできるとは限らない。またやる必要があるわけでもない。
④部分点の出し方、あるいは減点のされかたは大学が試験で見ようとしている力によってかわる。同じ問題でも学部によってかわりうる。
※ある大学では「ミスするものはいらない」として簡単な計算ミスで結論が間違っていたものについて基本的に部分点を出していないと思われる。学部によってもかなり採点基準が異なっていると思われる。
 
⑤一般的に70%の得点率があれば合格する。つまり満点はいらない。
※ただし、大学によっては50%を切っても良いこともある。一橋大の数学などは完答0でも合格することもある。逆に言えば2完すると巨大なアドバンテージになる。逆に医学部などでは80%を越える得点率が望まれる場合もある。そのあたりを見据えて得点計算をしたい。
※今回については名大レベルの志望なら60%超の得点率が欲しい。


そこから出てくる結論は、

①いまの自分が「解ける問題」は必ず落とさない。また失点しない。完答能力が必要になる。
※その失点は君たちが思っているよりもはるかに大きいかもしれない。
 
②解ける問題は必ず解く、という意味では「捨てる問題」「優先的に解く問題」を判断しなくてはならない
→問題全体を見渡して判断することになる。
これは解く前に「解けるかどうか」の判断ができないといけないことを意味する。

③もともと制限時間内にすべて解ききることは難しい重量感のある問題を出すことが珍しくない。
であるならば、7割くらい点数をしっかり取り切ることを目ざして問題を選択することがのぞましい。

そうした訓練(問題の見極め=自力で解けるのかどうか、解いたとしてそれで完璧かどうか)が必要になる。日々の学習の中でもまずは2,3分で「解けるかどうか、どういう組み立ての問題なのか」を判断することが大切。またそれが外れてはいけない。解けると思って解けないのは不合格に直結する。

今回、そうしたことを意識して臨んでください。
(高木)

veritas 第1回・記述模試(英数国)

6月19日(土曜) 当教室において、第1回・記述模試(英数国)を実施いたします。各教科の試験時間およびタイムテーブルは以下の通りです。

理系数学120分、文系数学90分、英語100分、国語100分

9:00 教室オープン

9:30 <理系数学>開始

10:00 <文系数学>開始

11:30 <理系/文系数学>終了

11:50 <英語>開始

13:30 <英語>終了

14:30 <国語>開始

16:10 <国語>終了

19:00以降~ <英語>の答案および全体成績の返却開始 

(数学と国語に関しては、後日返却します)

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℡ 052-222-3886

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